事業活動を通じた社会課題の解決

ユニー・ファミリーマートグループは、新規サービスや商品、また店舗の活用を通じて、高齢化社会が抱えるさまざまな問題やバリアフリーの推進、健康長寿への貢献、また地域の生活利便性向上、防災意識の向上といったさまざまな社会課題の解決に取り組んでいます。

高齢者をサポート

日本の高齢化は、「世界でも類を見ない」といわれるほどの速さで進行しており、2030年には総人口の約3人に1人が 65歳以上の高齢者となることが見込まれています。ユニー・ファミリーマートグループでは、高齢社会が抱えるさまざまな課題に取り組んでいます。

■買い物を通じて高齢者のくらしをサポート

ユニー ファミリーマート

ファミリーマートでは高齢者向けの「宅配サービス」、ユニーでは「ネットスーパー」や「認知症お買物セーフティネット」で高齢者世帯のお買い物をサポートしています。

・ファミリーマートの「宅配サービス」

グループ会社のシニアライフクリエイト(東京都・港区)が展開しているもので、弁当をお届けする際に、必要な日用品などの「御用聞き」も行っています。配達は安否確認の役割も果たしており、安心して暮らせる地域づくりとして高齢者の見守り役を兼ねています。

宅配サービス

・ユニーの「アピタネットスーパー」

パソコンからの注文だけでなく、電話やFAXでも注文を受け付けており、ネット環境がない方やパソコンを使い慣れていない高齢者でも、簡単に宅配サービスを利用できるようにしています。さらにお客さまの使用済み容器や包装を商品配達時に回収するリサイクルも推進しています。

アピタネットスーパー

■認知症への対応

ユニー

ユニーは、店長をはじめ従業員が認知症サポーター教育を受け、地域と連携し認知症のお客さまでも安心してお買い物ができる店舗を「認知症買い物セーフティーネット店舗」として認証し、認知症サポーターバッジを付けた従業員がお客さまの対応をしています。一般のお客さまにもご理解・ご協力をしていただくために店内で認知症支援のボランティアや市の職員、支援している大学と一緒にお買い物サポート啓発イベントを開催しています。

店舗での認知症啓発イベント 店舗での認知症啓発イベント(ユニー)
認知症買い物セーフティーネットマーク

ファミリーマート

ファミリーマートでも、「認知症サポーター養成講座」を本部社員だけでなく加盟店のオーナー・スタッフも受講を進めることで、高齢のお客さまにも安心してご利用いただけるコンビニエンスストアづくりに取り組んでいます。

認知症サポーター養成講座
(ファミリーマート)

■すべてのお客さまが利用しやすいユニーの店舗づくり

ユニーのアピタ店舗は、「高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)」認定店舗として、屋内外の段差をなくし、公道入口から各出入口まで誘導ブロックを埋め込んでいるほか、車椅子でご利用いただける多目的トイレの設置や車椅子の無料貸し出しサービス、介添えサービスなどを実施し、高齢のお客さまや体の不自由なお客さまを含む、すべてのお客さまがご利用しやすい店づくりに取り組んでいます。

健康なくらしをサポートする商品・サービス

■メディカルフーズ

ファミリーマート

高齢化社会が進む中で在宅療養患者の増加とともに、塩分量やたんぱく量、糖類など食事への配慮が必要になる方が増えることが予想されています。こうした背景からファミリーマートは、糖尿病や腎臓病など食事制限が必要な方向けの食品「メディカルフーズ(療養食)」を2015年から病院内店舗や病院近隣の店舗で販売しています。日本栄養士会と東京都栄養士会に賛助会員として加盟し、農林水産省が普及・推進している新しい介護食品「スマイルケア食」のマーク利用の認定も取得しています。現在、取り扱っている「メディカルフーズ」は約240種類。取り扱い店舗は61店舗で、2017年度には200店に拡大予定です。

スマイルケア食マーク認定を取得 スマイルケア食マーク認定を取得

■コンビニエンスストアでは初めて「栄養ケアステーション」を展開

ファミリーマート

ファミリーマートは、日本栄養士会の協力のもと、店内で気軽に栄養相談ができる「栄養ケア・ステーション」を2016年10月から展開しています。この「栄養ケア・ステーション」は、日本栄養士会が推進する栄養ケアを提供する地域密着型の拠点です。管理栄養士が無料の栄養相談に応じるほか、お客さまのライフスタイルに合わせた有料の栄養相談も行っています。今後、全国のファミリーマート店内で順次展開していきます。

栄養ケア・ステーション

■ファミリーマート店舗で管理栄養士監修商品の販売

ファミリーマート

ファミリーマートでは、管理栄養士監修のもと、カロリーや塩分など健康に配慮した商品を2015年から継続して販売し、健康な食生活へのサポートとしての役割を果たしています。現在、弁当・パン・デザートなど累計で28種類を販売しています。

管理栄養士監修の「さばの塩焼き弁当」(税込498円) 管理栄養士監修の
「さばの塩焼き弁当」(税込498円)

■ユニー店舗にて食と健康に関するイベントを開催

ユニー

ユニーのアピタ店舗では、すこやかに暮らすための知恵の広場として、バランスの良い食事の提案や朝食レシピの調理体験、栄養士による食のバランスチェック、また体脂肪や基礎代謝量、血管推定年齢などの測定、正しい歩き方の指導など、食と健康に関する情報や参加体験ができるイベントを開催し、お客さまの健康をサポートしています。

■ユニーホームページ「たべもの情報サイト」

ユニー

ユニーのホームページには、「おいしく&健康」をキーワードとしたたべもの情報サイト「たべものがたり イイこと通信」があり、レシピや旬の食べ物、料理の基本などの情報を発信しています。サイトでは、栄養士が旬の食材を使い、健康を考えたレシピを「からだにイイことレシピ」として提案しています。

「たべものがたり イイこと通信」はこちら

たべものがたり

くらしの足となるサービスを提供

■ファミリーマートの「カーシェアリングサービス」と「タクシー配車サービス」

ファミリーマート

ファミリーマートは、省エネやCO2排出抑制にもつながる「カーシェアリングサービス」を店舗の駐車場を活用して、現在65店舗(2016年12月末現在)で実施しています。
また、2012年から、ファミリーマートの店舗から地元のタクシーを呼び出すサービスを開始し、東北・北陸・近畿・中国・九州地方の166店舗(2016年12月末現在)でタクシー会社と協力し展開しています。
地方では、バス・鉄道路線の廃止・縮小などによる交通空白地域が拡大しており、このサービスは日常の移動手段としての役割を果たしています。

タクシー会社と協力 タクシー配車サービス

ユニー店舗で不要衣料品などの回収を推進

ユニー

ユニーは、難民衣料救援として、NPOや地元企業のボランティアとともにお客さまの家庭で不要になった衣料品を店舗で回収し、NPO法人日本救援衣料センターを通じて、アジア・アフリカ・南米に送っています。
また、回収した不要衣料品は自動車の内装材としてリサイクルも進めています。なお、衣料品をお持ちいただいたお客さまに差し上げる割引券「エコとくお買物券」1枚の使用につき、割引金額の1%を被災地支援や緑化活動団体へ寄付しています。

難民衣料救援として、NPOや地元企業のボランティア 不要になった衣料品を店舗で回収

ユニーでは店舗を活用した防災の取り組みを推進

ユニー

■防災意識の向上

ユニーの各店舗では、地域の警察署・消防署・自治体などと協力して、店舗内のスペースで防災意識を高める啓蒙活動を行っています。ポスターの展示会をはじめ、消防自動車や救急車の展示や実際に装備を動かしている場面の見学など地域の子どもたちが楽しみながら防災について学ぶ場を提供しています。

防災意識を高める啓蒙活動

■楽しく体験する防災イベントを開催

ユニーでは、地震が襲ってきた時、自分の命を守るための行動を子どもたちに遊びを通して体験してもらうイベントを店頭や公園で開催しています。
「ヒルズウォーク徳重」(名古屋市緑区)や「リーフウォーク稲沢」(愛知県稲沢市)を会場にして、認定NPO法人レスキューストックヤードの主催で、体験型防災イベント「あそぼうさい」を開催しました。
震度7を体験できる「ぐらっときたゾウ」や、暗闇で笛を探し出して吹く「まっくらだゾウ」などで、子どもたちが命を守る行動を楽しみながら学ぶきっかけとなっています。

楽しく体験する防災イベントを開催 体験型防災イベント「あそぼうさい」

■地域の避難拠点としての備え

ユニーの一部店舗では、大規模地震や災害が発生した時に地域の避難拠点としての役割を果たすべく、非常時に炊き出しに利用できる「かまどベンチ」や便器を収納して非常時にはトイレとして使用できるスツールなどを設置しています。

かまどベンチ 災害用トイレ 「レイクウォーク岡谷」(長野県岡谷市)

ユニーの地域に貢献するものづくり・人づくり

ユニー

ユニーは、さまざまなステークホルダーとともに持続可能な社会を作ることを目指しており、「ひとづくり」、「ものづくり」、「コミュニティづくり」の3つを柱に地域社会への取り組みを推進しています。

■世界をお買物でハッピーに!「リ デザインプロジェクト」

「ものづくり」への取り組みとして、「みんなでお買物をハッピーに」をテーマに「地球」「若者」「障がい者」、そして買ってくださるお客さまがつながる「リ デザイン プロジェクト」に取り組んでいます。
「リ デザインプロジェクト」は、規格外製品や端材などの循環資源を繊維商社や企業などからご提供いただき、それらを使ってデザイン学校の生徒達がデザインし、地域の障がい者支援施設で生産、ユニーの限定店舗で販売するプロジェクトです。この取り組みは、環境省主催「グッドライフアワード」で、グッドライフ特別賞を受賞しています。

リ デザイン プロジェクト

■あいちサスティナ研究所

ユニーは、愛知県との協働プロジェクトとして、環境問題に関心のある大学生と、若者に力を借りたい企業が、企業の課題解決にともに取り組む「あいちサスティナ研究所」の活動に参画しています。これは、地域の担い手として、グローバルな視点で環境配慮行動を実践するための「ひとづくり」プロジェクトでもあります。
ユニーの環境配慮型商品「eco!on」を広くお客さまに知っていただくため、学生とともにPR方法を検討するなどの取り組みを行いました。