従業員とともに

人種、国籍、宗教、性別によって差別することなく、一人ひとりの従業員の人格・人権・多様性を尊重し、向上心と豊かな創造性を大切にする開放的な職場環境の維持、発展に日々努め、働きがいのある職場づくりを目指しています。従業員一人ひとりが能力を最大限発揮し、いきいきと働けるよう、各事業会社において働きやすい職場づくりに取り組んでいます。

働きやすい職場づくりのために

出産・育児・介護など様々なライフイベントにあっても、女性や正社員のみならず、男性やパートタイマーで働く従業員も仕事と家庭生活を両立できるよう、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて多彩な支援に取り組んでいます。

日本経済新聞社が「働きやすさ」の視点で企業を格付けした「スマートワーク経営調査」において、ユニー・ファミリーマートホールディングスは三ツ星の評価をいただきました。これからも組織のパフォーマンスを最大化するため、働き方改革を従業員とともに推進していきます。

■ユニーの取り組み

ユニー

ユニーは、「会社の基礎は人である」との考えのもと、正社員だけでなく、従業員の8割を占めるパートタイマーを含む全従業員が不安なく、仕事と家庭を両立出来るよう支援し、経験や知識の豊富な「人財」を育て、いきいきと働ける環境を整備しています。

子育てや介護をしながらでも無理なく働くことができるよう、社内制度の充実を図っています。小学校3年生の終期まで利用できる育児短時間勤務制度は、長時間パートタイマーまで適用としています。また、介護休業は93日から365日まで延長し、複数回取得も可能にしたほか、半日単位で取得できる子の看護・介護休暇や休業者が復帰しやすいよう自宅に近い店舗での勤務配慮も実施しています。2016年には、本人または配偶者の出産日から2年以内に有給の休暇を5日取得することも可能になりました。

「所定外労働時間の短縮」に向けては、月2回正社員が個人ごとに設定するノー残業デーやカイゼン活動による無駄な作業の削減に取り組んでいます。「年次有給休暇の取得促進」に向けては、本人や家族の誕生月に1年間に2日取得出来るアニバーサリー休暇や半日年休制度などにより、有給取得を促進しています。

また、「生き方・働き方に対するサポート体制の充実」に向けては、店舗ごとに従業員1~2名が担当するメンタル相談窓口を開設しているほか、人事や法務担当部長が直接相談に対応するヘルプラインを設置し、全従業員が利用出来るようにしています。

・子育てサポート企業認定

子育てや介護をしながらでも無理なく働くことができるよう制度の充実を図ると共に、ワーク・ライフ・バランスのための取り組みを進め、2008年には、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定
(くるみんマーク認定)を受けています。また、愛知県ファミリーフレンドリー企業にも登録し、パートタイマーまで含めた育児支援制度の拡充や年次有給休暇の取得促進の取り組みが評価され、2013年度には大手企業の部でファミリーフレンドリー企業表彰を受けました。

次世代認定マーク
(愛称:くるみん)
愛知県ファミリーフレンドマーク

■ファミリーマートの取り組み

ファミリーマート

ファミリーマートは、社員一人ひとりが「働きがい・生きがい」を感じながら仕事に取り組める魅力ある会社となるため、ワーク・ライフ・バランスの実現に取り組んでいます。
社員の育児や介護をサポートするため育児休暇・育児休職、育児勤務、介護休職の各制度を設け、女性だけでなく、男性も仕事と家庭生活が両立できる環境づくりを行っています。2016年には新たに、介護休職・介護勤務においては介護休職は365日、介護勤務は無期限と期間を延長し、分割利用も可能になったほか、介護休暇・子の看護休暇は半日単位で取得できるようにするなど、より利用しやすい制度となりました。また、子どもが2歳になるまでの間に連続した5日間の特別有給休暇を取得できる「すくすく休暇」を導入しました。短期の育児休暇により、男性の育児参画風土を高めていきたいと考えています。

健康を守り、安心して働ける職場の実現のため、労使協力のもと労働時間の適正化に取り組んでいます。
また、遅くとも21時には退社する「21時終業ルール」の徹底、週1日全社一斉に定時に退社する「ノー残業デー」、有給休暇の取得促進を図り、祝日を原則固定休日とし、働きやすい職場環境の整備を行っています。

・「イクボス宣言」

さらに2016年度には、管理職が率先して自分自身のワーク・ライフ・バランスを重視し、メリハリのある働き方をすることが働き方改革・企業風土改革には不可欠であるとし、イクボス企業同盟に加盟し、社長による「イクボス宣言」を行いました。また、各本部の部門長が「働き方改革宣言」を行い、自部門に適した働き方改革に取り組んでいます。

イクボス企業同盟に加盟

ダイバーシティの推進

人種、国籍、宗教、性別によって差別することなく、一人ひとりの従業員の人格・人権・多様性を尊重し、個性や能力を活かしながら誰もが活躍できるようダイバーシティの推進に取り組んでいます。

■女性の活躍推進

ユニー ファミリーマート

ユニーおよびファミリーマートは、女性が輝き、活躍出来る風土、職場づくりにそれぞれ取り組んでいます。 ユニーでは、男女ともに管理職として活躍できる労働環境の整備に向け、2016年4月から3カ年計画で女性活躍推進法行動計画を定め、女性管理職の割合を2020年を目途に10%以上にする目標を立て、女性の活躍を支援しています。
ファミリーマートでは、働く女性への理解促進、多様な部下のマネジメントのための「ダイバーシティ・マネジメント研修」を管理職を対象に行っています。また女性社員を対象にリーダー候補の育成を目的とした「次世代女性リーダー養成研修」や、入社2年目の女性社員を対象に、早期にキャリアデザインに対する意識を持ち、中長期的な成長をイメージすることを目的に「プレキャリアデザインセミナー」を実施しています。 また、2017年3月には社長直轄の「ダイバーシティ推進室」を新設し、女性の活躍推進に向けた取り組みをさらに加速させるほか、多様な人材がその能力を最大限に活かし、活躍できる職場環境づくりを推進してまいります。

<女性活躍推進法行動計画>

女性活躍推進法行動計画

■グローバル人財採用

ファミリーマート

ファミリーマートは、海外からの留学生と日本人の留学経験者の積極採用やファミリーマートの展開地域における現地での採用を強化しています。外国籍社員は、入社後コンビニエンスストアのしくみから習得できるカリキュラムを実施し、個人の能力にあった配属を行うとともに、外国籍社員向け語学・ビジネススキル研修を実施しています。

■障がい者雇用

ユニー ファミリーマート

ユニーは、ノーマライゼーションの理念に基づき、障がいを持つ人もいきいきと働ける職場環境をつくるため、障がい者の雇用に取り組んでおり、2016年の障がい者雇用率は2.27%となっています。また、毎年特別支援学校や施設からの職場体験の受入れも実施しています。

ファミリーマートは、障がい者の雇用を積極的に行うとともに、障がいを持つ社員がいきいきと働くことができるよう、採用地域と職域の拡大を図っており、2016年3月現在の障がい者雇用率は1.83%となっています。入社後はフォローを細かく行うために支援機関と連携強化を進めながら、本社での事務や直営店での仕事だけでなく、活躍できる職場を創出しています。

■定年退職者の再雇用

ユニー ファミリーマート

ユニーでは、定年を迎えた従業員が再雇用されることを希望した場合、65歳までを「キャリア社員」として再雇用し、長年培った知識・経験・専門能力・技能を活用できるようにしています。また、ファミリーマートでは、2006年より1年の有期契約で最長65歳までの定年退職者再雇用制度を設けています。
両社ともに定年退職後の人生設計に向けて、ユニーでは50歳前後の正社員向けに「ライフデザインセミナー」を、ファミリーマートは54歳となる本社員向けに「ライフプランニングセミナー」を実施しています。

人財育成の取り組み

■女性の活躍推進

ユニー ファミリーマート

ユニーでは、従業員一人ひとりが自ら学び、考え、動く「考動」する人材となることを目指してます。流通小売業に従事するビジネスへのスキルアップのみならず、広く社会に貢献できる人間力を育成することが人材に対する考え方です。この方針に基づいて、キャリアに応じて必要な教育研修を実施しているほか、自己啓発を勧め、従業員の成長をサポートしています。また、高齢者や障がいを持つ方にも安心してご来店いただけるよう、店舗の店長・副店長などの管理職を中心に「サービス介助士」の資格取得を推奨しています。さらに、パートタイマーには技能研修を実施し、資格取得者には技能給を支給しています。

ファミリーマートは、成長を支える人財戦略として、「人財の採用」「人財の育成」「適正配置・定期的なローテーション」「処遇」の4つに取り組んでいます。なかでも「人財の育成」については、2011年度から教育専門部署を立ち上げ、「ファミリーマート・ビジネスカレッジ」と銘打って、全階層のビジネススキル・グローバル育成・ダイバーシティ領域や、選抜型・公募型の研修など自らのキャリアアップに活用できるようさまざまな教育プログラムを設けています。