トップメッセージ

代表取締役社長

第3四半期(2016年3~11月)までの状況

 国内の経済は、雇用・所得環境の改善により総じて緩やかな回復基調で推移したものの、小売業界におきましては、消費者マインドの改善が遅れており、依然として厳しい環境が続いております。このような状況のもと、当社グループは2016年9月1日に株式会社ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングス株式会社が経営統合し、ユニー・ファミリーマートホールディングスとして新たなスタートを切りました。新会社では、「くらし、たのしく、あたらしく」のスローガンのもと、常に新しい価値を創り出し、毎日の暮らしをより新鮮で楽しいものにすることを目指すとともに、企業価値のさらなる向上に努めてまいりました。

 コンビニエンスストア事業においては、「楽しく、新鮮」という価値に焦点を合わせて、異業種パートナーも含めたバリューチェーン全体が一体となっていくための戦略テーマ「Fun&Fresh」を掲げ、商品面、運営面、開発面の各取り組みにおいて「品質」に徹底的にこだわることにより、クオリティにおける業界のリーディングカンパニーを目指してまいりました。
 具体的には、2016年9月より順次、バラエティある品揃えの冷蔵惣菜「ファミデリカ」やチキンステーキ等の常温惣菜を中心に、デリカテッセンの取り扱いを大幅に拡充いたしました。それに加え、引き続き中食構造改革を推進し、中食商品をはじめとするオリジナル商品の開発と品質の向上に努めた結果、中食は既存超え基調にて推移しております
 また、9月から導入を開始した、ファミリーマート本部が廃棄ロスや水道光熱費の一部を助成する新たなフランチャイズ契約パッケージは、11月末現在約6,000店舗にて切り替えを終えました。この新FCパッケージを活かし、日商増や店舗運営力の向上を目指してまいります。
 なお、ファミリーマートとサークルK・サンクスを合わせた第3四半期末における国内店舗数は18,140店(国内エリアフランチャイザー含む)となりました。また海外店舗数は、台湾、タイ、中国、ベトナム、インドネシア、フィリピン及び11月に1号店を出店したマレーシアにおいて6,239店となり、国内外合わせた全店舗数は24,379店となりました。

 総合小売事業においては、お客様に対する変わることのない使命として「お客様の毎日に一番の満足をお届けします」ことをお約束し、企業ビジョンである「新生活創造小売業」の実現に向け、地域に根差し、お客様から身近で信頼されるパートナーである小売業を目指してまいりました。
 9月以降、新会社発足を記念した、さまざまなキャンペーンを展開するとともに、総合スーパーとの相乗効果を生み出す新規事業の育成を目指すプロジェクトの1号店として、直営のカルチャーセンター施設をアピタ稲沢店にオープンいたしました。

 これらの結果、旧株式会社ファミリーマートの第2四半期までの連結業績と新会社の第3四半期の連結業績を合算した連結決算数値は、営業総収入542,320百万円、営業利益42,241百万円、経常利益45,261百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益16,289百万円となりました。



第4四半期以降の取り組み

第4四半期以降も、経営統合によるグループ企業価値の向上に努めるべく「お客様視点からの新しい価値の創造」「グループシナジーの最大化」「グループ経営資源の最適配分」を実現させてまいります。また、お客様、フランチャイズ・オーナー、お取引先、株主、従業員に貢献できる企業となることを目指すとともに、コンビニエンスストア事業では、サークルK・サンクス店舗のファミリーマートブランドへの転換を早期に完了させることで、業界トップクラスの事業基盤を構築いたします。総合小売事業においては、不採算店舗の閉鎖や不採算事業の整理を行うとともに、構造改革を実施して利益成長路線への転換を図ってまいります。あわせて、グループ全体での更なるスケールメリットを追求してまいります。

 株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも宜しくご支援賜りますようお願い申し上げます。

2017年1月10日

代表取締役社長

上田 準二