重要課題1環境への配慮

低炭素社会への貢献

容器包装における取り組み

ユニー

低炭素社会の実現に向けて、商品の容器や包装を工夫することでCO2削減に取り組んでいます。植物由来の原料より作られるバイオマスプラスチックは、植物が光合成時に吸収するCO2と容器の処分時に排出されるCO2の量がほぼ同じことから、全体の排出量を抑制することが可能となります(カーボンニュートラル)。

ユニーでは、このバイオマスプラスチックを2006年から青果売り場の容器包装と鶏卵パックで使用しているほか、有料のレジ袋においても、サトウキビの廃材から作られたバイオポリエチレンを25%含有しています。バイオポリエチレンは石油製品と比較してCO2が17%削減されるため、カーボンニュートラルの取り組みとして採用しています。

ファミリーマート

ファミリーマートでは、2016年度にサラダ商品3アイテムでバイオマスプラスチック(PLA)容器を使用しており、サラダ容器1個あたり24.57g、2016年度は1年間で約1,846tのCO2を削減しました。2007年にバイオマスプラスチックを導入し、現在では国内の流通量の約2割をファミリーマートが使用しており、小売業でナンバーワンの使用実績となっています。

また、弁当類の包装について、従来の容器全体をラップする「フルシュリンク包装」を、2014年からは容器とフタの結合部分のみフィルム包装する「サイドシュリンク」に変更し、プラスチック原料の使用量で430t、CO2は1,540tの削減となりました。

容器包装における取り組み

ボトルキャップ運動の取り組み

ユニー

ユニーの店頭に設置されたリサイクルボックスでは、ペットボトルのキャップを回収しています。回収したペットボトルキャップは再生プラスチックの専門企業に売却し、その売却金をNPO「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付する「ボトルキャップ運動」を行っています。使用済み容器包装等を再資源化して高品質な商品を生み出す「アップサイクル」を目指しており、再生プラスチックは自動車部品の原料としてリサイクルされています。

お客様と取り組むCO2削減

ユニー

お客様がレジ袋を辞退されると、1枚あたり30.8gのCO2が削減されます。ユニーでは1989年よりレジ袋削減運動を開始し、2001年にはマイバッグの配布、2006年には「ノーレジ袋キャンペーン」の実施等で、お客様への啓発活動を積極的に展開してきました。そして「レジ袋無料配布中止(有料化)」を順次拡大し、2014年には全店舗の食品売り場でレジ袋を有料化したことで、2016年度のレジ袋辞退率は86.1%となりました。この結果、枚数換算では10年前の2006年度比で約1/5となる、8,318tの削減となりました。

なお、有料化したレジ袋の購入一枚につき1円を地域自治体に寄付することで、さまざまな環境活動にも役立てられています。(2016年度実績 30,641,687円)。そして、家庭ゴミの約55%を占める商品の容器包装についても、店頭に「リサイクルボックス」を設置することで、家庭ゴミの削減や再資源化とともに、CO2の削減に取り組んでいます。牛乳パック・アルミ缶・ペットボトル・食品トレイなどの使用済み容器包装を分別回収し、2016年度のリサイクル量は3,846tで前年比5.3%増加となり、リサイクル回収によるCO2削減量が16,344tとなりました。

国内のリサイクル工場への輸送にかかるエネルギーやCO2排出への配慮としても、物流センター内にリサイクルセンターを併設することで、商品配送後のセンターへ戻る便を回収品の輸送に使用するなど、無駄な燃料消費やCO2排出量の削減に努めています。

家庭ゴミのうち約54.7%が容器包装(容積ベース、出所:環境省「容器包装廃棄物の使用・排出実態調査」)

レジ袋削減への取り組み

レジ袋削減への取り組み

レジ袋辞退率の推移

レジ袋辞退率の推移

レジ袋使用量と容器包装リサイクル法委託金額の推移

レジ袋使用量と容器包装リサイクル法委託金額の推移

ファミリーマート

ファミリーマートでは、ポスター掲示やレジでのお声掛けによるレジ袋削減の取り組みに加え、さらに適正サイズの使用や薄肉化を行うことで石油使用量の削減を進めています。2016年度のレジ袋辞退率は目標値の30.0%を達成しました。この他、各店舗ではストアスタッフへの教育研修をはじめ、廃棄物の適正な分別の徹底とリサイクルの促進を図るためゴミ箱の店内設置化も進めており、店舗運営に伴うCO2発生の抑制に取り組んでいます。

CO2排出低減に向けた物流の取り組み

ファミリーマート

ファミリーマートでは、全国約18,000店の店舗に商品を配送する車両の低公害化を推進するため、2004年に業界で初めてハイブリッド車を導入しました。

配送効率をより向上させるための「温度帯別共同配送」の仕組みの構築や、エコドライブの促進のための「エコドライブ管理システム(EMS)」も搭載しています。

また、物流センターにおいては安全運転教育に加え、エコドライブに関する知識・技術の指導や意識の向上など、ドライバー教育にも積極的に取り組んでいます。

導入が進む低公害車両
導入が進む低公害車両

EV・PHEV用急速充電器の設置で電気自動車の普及に貢献

ファミリーマートユニー

走行中にCO2を排出しない環境にやさしい電気自動車を利用できる環境を整えるため、ユニーの大型店舗「アピタ」やモール型ショッピングセンター、ファミリーマート店舗の駐車場に、電気自動車充電器の設置を推進しています。

あいち充電スポットマップ、全国EV・PHV充電マップ
あいち充電スポットマップ、全国EV・PHV充電マップ
ファミリーマート店舗駐車場の電気自動車の急速充電器
ファミリーマート店舗駐車場の電気自動車の急速充電器

フロン排出抑制法への対応

ファミリーマートユニー

地球温暖化とオゾン層破壊の原因になるフロンの排出抑制を目的に、フロン排出抑制法が2015年4月1日に施行されました。これにより、業務用エアコン、冷凍・冷蔵機器の管理者に機器およびフロン類の適切な管理が義務付けられました。

ユニーでは部署横断のタスクフォースを結成して対応に当たることとし、「フロン排出抑制法 対応マニュアル」を策定して店舗での管理運用を実施しています。

また、ファミリーマートでも法律に則った設備点検を実施しています。一部の店舗では、エネルギー起源CO2とフロン類の排出削減を同時に出来るCO2冷媒機器を使用した冷凍・冷蔵庫の導入を進めています。

ノンフロン冷蔵ケース(ユニー)
ノンフロン冷蔵ケース(ユニー)

未来のために賢い選択「COOL CHOICE」活動を推進

ファミリーマートユニー

「COOL CHOICE」とは、2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減する政府の目標達成のために、省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す新しい国民運動です。

当社は、この活動に賛同し、「COOL CHOICE推進チーム」に参画しており、「お買物でCOOL CHOICE」ができる活動を展開しています。ユニー、ファミリーマート店舗でお買い物をすることで、お客さまのライフスタイルを「エコ」に変えていただくことが、当社の目指すCOOL CHOICEとして、環境配慮商品「eco!on」の販売や容器包装のリサイクルボックスの設置、電気自動車充電スタンドの設置、また照明のLED化や省エネ型空調などの環境配慮型店舗設備の導入などに取り組んでいます。

従来からサンドイッチなどの包材の印刷で使用していた植物由来のインクを、おむすびや手巻き寿司の包材に使用拡大することで、さらに年間100tのCO2削減に取り組むなど今後もさらなる削減の為、改善を図っています。

お買物でCOOL CHOICEの活動例(ファミリーマート)

お買物でCOOL CHOICEの活動例(ファミリーマート)