重要課題1環境への配慮

ESD(持続可能な開発のための教育)の推進

ユニー

持続可能な社会を担う子どもたちには、お店探検や農業体験・自然探検などを通じて、環境、社会貢献、食糧問題、命の大切さなどを学び、美しい自然の中で生きていくための「力」を育むことを願い、ESD(Education for Sustainable Development/持続可能な開発のための教育)の考え方を取り入れた、子ども環境学習プログラムを提供しています。

2015年にはSDGsが採択され、今後はESDがSDGsに盛り込まれることで「持続可能な開発」へのさらなる貢献を目指していきます。ユニーでは持続可能な社会を形成することを目指すため、環境・経済・社会の調和を重視した「ひとづくり・ものづくり・コミュニティづくり」を、地域の方々やお客様、お取引先や社員と一緒に進め、お店に皆が集う地域のコミュニケーションスペースとしての機能づくりにも取り組んでいます。

また、お取引先や廃棄物処理業者・リサイクルにかかわる業者向けに情報交換会や勉強会を開催しており、店舗に出店するテナントにも環境保全に関する学習機会を提供しています。消費者団体や環境市民講座など外部からの店舗見学も受け入れており、海外からも来訪されるなど、各方面から注目されています。また、社員を対象に、環境方針や店舗・事業所での環境保全活動に関する研修を実施しているほか、社内報や社内規定をまとめたポケットガイドに環境関連のページを設け、社員の環境意識の向上を促しています。

ESD(持続可能な開発のための教育)の推進

ものづくり

世界をお買物でハッピーに!「リ デザインプロジェクト」

「ものづくり」への取り組みとして、「みんなでお買物をハッピーに」をテーマに「地球」「若者」「障がい者」、そして買ってくださるお客さまがつながる「リ デザイン プロジェクト」に取り組んでいます。

「リ デザインプロジェクト」は、規格外製品や端材などの循環資源を繊維商社や企業などからご提供いただき、それらを使ってデザイン学校の生徒達がデザインし、地域の障がい者支援施設で生産、ユニーの限定店舗で販売するプロジェクトです。この取り組みは、環境省主催「グッドライフアワード」で、グッドライフ特別賞を受賞しています。

あいちサスティナ研究所

ユニーは、愛知県との協働プロジェクトとして、環境問題に関心のある大学生と、若者に力を借りたい企業が、企業の課題解決にともに取り組む「あいちサスティナ研究所」の活動に参画しています。これは、地域の担い手として、グローバルな視点で環境配慮行動を実践するための「ひとづくり」プロジェクトでもあります。

ユニーの環境配慮型商品「eco!on」を広くお客さまに知っていただくため、学生とともにPR方法を検討するなどの取り組みを行いました。

ひとづくり

地域社会へ出前授業

中部地区を活動拠点とする環境パートナーシップクラブ(EPOC)に参加し、会員企業の持つ教育ツールや施設を活用した体験型の環境講座を実施するとともに、行政等との連携による幅広い環境啓発活動に取り組んでいます。地域の小中学校や児童館で、「環境にやさしいお買い物」をテーマに出前講座を開催することで、地域の方々と一緒に環境教育に取り組んでいます。

地域のチカラで学ぶ

地域のNPOやボランティアなどと協働した環境学習として、なごや環境大学で「お買い物で地球を守る インタープリター養成講座」を開催しています。「地球にやさしいお買い物」をテーマに、身近な家族や友人にわかりやすく伝えられるインタープリター(通訳者)を養成します。受講した学生たちは、お客様参加型の環境イベント「エコ博」などで活躍しています。

エコロお店探検隊

環境に配慮した店舗での取り組みを、スーパーマーケットを題材にさまざまな視点から学習する「エコロお店探検隊」。2016年度は、97回実施し989名が参加しました。店長がお店探検隊の隊長として子どもたちを案内し、店頭のリサイクルボックスの中身を覗いたり、バイオマスプラスチック製の容器包装を手に取りながら、リサイクルの仕組みを学習します。また、捨てればゴミになる容器包装などを使ったエコ工作を通して、ユニーが取り組むゴミの削減について学んでいきます。

コラボレーションで伝える

関連する事業者とコラボレーションしながら行う環境教育に取り組んでいます。店頭のリサイクルボックスで回収した牛乳パックをリサイクルして製造するトイレットペーパーの工場見学や、店舗の食品残さが原料の堆肥に使用され、エコ野菜として育った作物の収穫を行う農場学習など、環境について幅広く学習できるプログラムの提供に努めています。

環境について学ぶ体験型のユニー「こども環境学習」

ユニーは、世界遺産白川郷にて自然の恵み・力、仲間とのつながりを学ぶ「夏休み自然探検隊」、生き物を思いやるとともに命の大切さを学ぶ「モンキーサマースクール」、また関連事業者の協力のもと、リサイクル工場見学や循環型農業体験など、多彩な体験学習に取り組んでいます。

白川郷での夏休み自然探検隊
白川郷での夏休み自然探検隊

ファミリーマート

ファミマものづくりアカデミー

「ファミマものづくりアカデミー」は、ファミリーマートの商品開発チームが学校などで講義し、生徒の皆さんとともに商品開発から発売まで進める取り組みで、子どもたちのアイデアが形になる場を作り、夢の実現と地域の活性化を目指す取り組みです。

ファミリーマートは、食を通じて農林漁業の大切さを伝え、高校生の夢を応援し、地域を盛り上げ日本を元気にすることを目標とした農林水産省主催の「ご当地!絶品うまいもん甲子園」の取り組みに賛同し、2015年度より開催しています。

「ご当地!うまいもん甲子園」は、全国の高校生を対象にご当地食材を使ったオリジナルレシピを開発・調理・プレゼンテーションで競い合う料理コンテストで、ファミリーマートは「ものづくりアカデミー」を通じて、商品化および商品開発知識の座学や工場見学の機会を提供しています。優勝チームのレシピは、商品化され、全国の店舗で販売されます。

「ファミマものづくりアカデミー」
「ファミマものづくりアカデミー」

社員への環境教育

ファミリーマートでは、社員にeラーニングを通じた環境教育を実施しているほか、加盟店・ストアスタッフ・社員を対象に「eco&ソーシャルぱーとなー」を年3回発行し、ストアスタッフ全員へ「廃棄物処理法」や「省エネルギー法」、「食品リサイクル法」などの店舗に関わる環境法令の周知・徹底を図っています。また、世界の気候変動に関する取り組みなどの地球環境をめぐるタイムリーな情報や地域コミュニティへの社会貢献活動も盛り込み、幅広く学べる内容となっています。

また、こども向けの環境教育として、「ファミリーマート こども社会・環境報告書」を発行し、地球が抱える環境問題や環境負荷の低減に取り組むファミリーマートの店舗運営、地域社会との取り組みを平易な文章でわかりやすく伝えています。

環境教育ツール「eco&ソーシャルぱーとなー」
環境教育ツール「eco&ソーシャルぱーとなー」
小・中学生を対象に発行している「こども社会・環境報告書」
小・中学生を対象に発行している「こども社会・環境報告書」

次世代への環境教育

店頭募金「ファミリーマート夢の掛け橋募金」の寄付先への支援を通じた環境教育プログラムの提供や、加盟店や社員が講師として行う出前授業を開催しています。

森の教室 ~どんぐりくんと森の仲間たち~

保育園児と幼稚園児に、森のもたらす豊かな恵みとその役割を教えながら、地域の森にふれ自然の大切さを学んでほしいという思いから、店頭募金の寄付先である公益社団法人国土緑化推進機構主催の全国巡回型プログラムを立ち上げ、2012年に東日本大震災で被害を受けた福島県の園児たちを訪ねたことからスタートしました。最寄りの店舗も参加するなど、地域に密着した活動として、これまでに24都道府県でのべ1万5千名を超える園児たちが参加し、着ぐるみ劇やどんぐり植え、育苗を通じて、森林が持つさまざまな役割・大切さを学んでいます。

聞き書き甲子園

2005年から、店頭募金の寄付先である認定NPO法人共存の森ネットワークの活動を支援し、毎年100名の高校生たちが日本各地の森や海、川、山の「名人」を訪ね、その知恵や技術、人生・生き様について記録しています。また、社員を研修講師として派遣し、高校生たちとの直接交流も行っています。名人たちの知恵を世代を超えて授かることで、森や海、川の恵みや尊さと自然と共存する人々の営みを学び、持続可能な社会づくりに貢献する人材育成に取り組むとともに、名人たちの知恵・暮らしの記録を残し、継承することを目的としています。

出前授業

社員が中学・高校へ出向き、講師として授業を行う「出前授業」を実施しています。コンビニエンスストアのビジネスモデルや、環境対応、また東日本被災地の復興支援として販売指導授業など、社員の専門知識を活かした講義のほか、コンビニエンスストアと地域課題を結び付けて考える課題解決学習も行っています。

復興支援:ワカメの「販売・接客の心得」の講義(岩手県)
復興支援:ワカメの「販売・接客の心得」の講義(岩手県)

ファミリーマート店舗で職場体験

こども店長

小学生を対象に、ストアツアーや商品の陳列、お客さまへの挨拶、レジなどを実際に楽しみながら体験してもらうプログラム「こども店長」を店舗・学校・家庭との連携で実施しています。

お客さまへの接客を体験
お客さまへの接客を体験

職場体験

地域の中学校の「職場体験」学習に、ファミリーマートの店舗が協力しています。店長やストアスタッフから、お客さまへの挨拶やレジでの袋詰め、商品の前出しなどを教わりながら、仕事のやりがいを実体験を通じて学ぶ機会を提供しています。

商品の陳列を体験
商品の陳列を体験